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過去があるから今がある vol.2

昔話
06 /12 2013
 (前回からの続き・・・・)

入社した当時の配属先は『デイサービス』であった。★ショートステイや訪問看護、訪問入浴などを知らなくてもデイサービスなら知っているという人は多いと思う。デイサービスの送迎車両を見かけないないなんて事は、今の世の中では考えられない程、走り回っている。

 いわゆる『通所介護』日帰り介護ってやつだ。当時(17年前)は介護保険制度施行前であり「措置」の時代だったので今のように行きたいデイサービスに行ける時代ではなかった。基本的に、市役所にデイサービス利用を申請し、自分の区域のデイサービスに行くというシステムだった。(送迎、入浴、昼飯ありで¥300って時代だった・・・・今じゃ考えられない)

 自分はそこで「現実」を知る・・・・・。

 国家資格(介護福祉士)が取れない福祉専門学校を終わってきたことは前回のブログに書いたとおり・・・。同期と比べ、明らかに自分の「介護技術」「知識」は劣っていた(>_<) 
 介護は「スピード」ではない。利用者の心身の状況を理解し、利用者にあった介護が必要だ。しかしながら、あまりにゆっくりな介護は高齢者に対し逆に負担と不安を与えてしまう。自分の入社当時の技術は残念ながら、「負担と不安」を与える介護だった。 
 そんな自分に上司は重度の障害を持った利用者の介護はさせなかった。当然である。怪我をさせてしまうリスクが大きいからだ。己の力量を理解し、一つ一つ正確に業務をこなしていくしか、そこで自分が生き残るすべはなかった。
 
 デイサービスは私が現在所属する「特別養護老人ホーム」と違い、言い方はふさわしくないかもしれないが、比較的介護量が少なく、認知症の程度も軽い方が多い。

 でも・・・・そこが「ミソ」である。
 メンタルが保持されている分、声掛け、コミュニケーションがおむつ交換や移乗介助や食事介助等々の身体介護以上に重要である。レクリエーションを行なうにも、デイサービスの利用者さんたちは「本気」の楽しみを求められてくる。レクリエーションを企画運営する自分たち職員が利用者さん以上に楽しまなければ、そこに「真の盛り上がり」は生まれない。
 
 今、相談員をしている自分に、その当時の業務は確実に生きている。

でも・・・・介護福祉士を取得するまでは、辛かった(>_<)

 次回以降に続く・・・・・・。
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zankisan

好きな馬は「エイシンフラッシュ」
写真の馬は「ニホンピロアワーズ」